
最近お取引先から「ISO/IEC 27001 の認証を取っているのか?」と聞かれることが増えました。
うちのような30人規模の会社では正直、取得コストや運用の負担が大きくて現実的に難しいのが本音です。
それでも情報資産を守る方法はあるのでしょうか?SOLAMILUさんの考え方を教えてください。
ご質問ありがとうございます。
まずISO/IEC 27001は、情報セキュリティの国際基準として大切な仕組みです。

「機密性・完全性・可用性」を守るためのルールを明確にし、リスクを洗い出し、責任の所在をはっきりさせる。
企業として取引先や顧客に信頼を示す大切な証明になります。

しかし現実には、従業員数が数十人規模の中小企業が認証を取り続けるのはコストや人的リソースの負担が大きいのも事実です。
初年度だけでも100〜300万円、維持費も毎年かかり、形だけの運用に陥ってしまったという声も多く耳にします。
だからこそ私たちSOLAMILUは、「認証を取れないなら終わり」ではなく“守れるのに守れない”をなくすことこそが本質だと考えています。
どんなに立派な仕組みがあっても、現場で異変に気づけなければ被害は防げません。
そこで私たちは『知覚セキュリティ』という考え方を軸に、ネットワーク上の機器をリアルタイムで可視化し、IPアドレスやMACアドレスを把握して現場スタッフが「何かおかしい」と察知できる仕組みを提供しています。

これはISO 27001が求める「資産管理」「アクセス制御」「監査ログの維持」に対応する実効的な運用ツールです。
すでに認証を取得している企業には、運用レベルを形骸化させない補完策となり、まだ認証を取っていない企業には「自社に合った守り方を根付かせる」現実的な手段になります。
私たちSOLAMILUが目指すのは、情報セキュリティを単なるITの話にとどめず、現場の“気づく力”を育てる文化にしていくことです。完璧を目指すのではなく、「異変に気づき、最小の被害で止める」。

そのために誰でも“守りの一員”になれる仕組みをこれからも届けていきます。
取引先や顧客、従業員、地域の皆さまに「この会社なら安心だ」と思っていただけるよう、SOLAMILUはこれからも皆さまの現実に寄り添った情報セキュリティを支えてまいります。
ご質問や詳しい活用方法については、いつでもお気軽にお問い合わせください!
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ISO27001は管理の枠組みを提供する規格であり、運用の実効性を補う仕組みが必要となる。その補完として知覚セキュリティは整合的で、国際的動向にも合致する。ISOの代替ではなく強化策として導入しやすく、実証データや第三者評価があれば信頼性はさらに高まる。
「ISO/IEC 27001と知覚セキュリティの融合 ― 国際基準×直感的防御で守る未来の情報資産」
ISO27001の管理体制と、SOLAMILUの直感的に状況把握できる知覚セキュリティを組み合わせることで、企業はより強固で実効性のある新しいセキュリティ体制を実現できる。
ISOは国際標準化機構で、世界中の製品・サービスの品質を統一する規格を策定する組織です。ISO取得により品質の保証、顧客・取引先からの信頼性向上、国際取引の円滑化が実現し、企業の信頼性と競争力を高める重要な仕組みとなっています。



