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2025年10月20日
ウイルスと脅威の検知とは?【Microsoft Defender解説】

「Windows セキュリティ」を開いたところ、「ウイルスと脅威の検知」という項目があって驚きました。
これはどんな機能なんでしょうか?

常に何かウイルスが検出されているという意味なのか、不安になっています。

Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)とは?

 
「Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)」は、MicrosoftがWindowsに標準搭載しているウイルス対策ソフトです。

 
外部からの不正アクセスやマルウェア(悪意のあるソフトウェア)を検出・削除して、あなたのPCを常に守っています。

 
他のセキュリティソフトを入れなくても、Defenderだけで基本的な保護が可能な時代になっています。

特にWindows 10やWindows 11では、クラウド技術を活用し、新しいウイルスにも素早く対応できるように設計されています。

 

「ウイルスと脅威の検知」とは何をしているのか?


「ウイルスと脅威の検知」とは、Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)がパソコン内で不審な動作や危険なファイルを見つけた時に発する警告機能です。

 
パソコンの中で常に見張りをしており、怪しい動きをするプログラムやファイルを見つけると、すぐに知らせてくれます。

Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)の働き

 
想像してください。
あなたのパソコンが「オフィスビル」だとします。

 
 その中で、Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)は警備員と防犯カメラが一体になったセキュリティシステムです。

 
・Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)は、建物(PC)の出入口で来客(通信やファイル)をチェックします。

 
・不審者(ウイルス)が入ろうとしたら、すぐに警報を鳴らして通さない。

 
・すでに中に入っていた場合は、隔離室(検疫領域)に閉じ込める。

 
そしてあなたには「不審者を発見しました」という形で通知(ポップアップ)が表示されます。


Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)の検知方法(技術的な仕組み)

 
 Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)は3つの方法で脅威を検出します。

検知方法仕組み例え
定義ファイル検知既知のウイルス情報と照合して検出顔写真リストで不審者を確認
挙動検知(行動分析)動き方が怪しいプログラムを監視怪しい動きをする人を監視カメラで発見
クラウド保護Microsoftのサーバーと連携し、新しい脅威も即検出本社セキュリティセンターと常時通信



このように、Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)は単に「知っているウイルス」だけでなく、未知の脅威も「怪しい行動パターン」から見抜くことができます。

検知された時の表示とお知らせ方法

もしDefenderが脅威を検出した場合、以下のような形で通知されます。


通知例:
・「脅威が検出されました。対処が必要です」
・「Microsoft Defenderが脅威をブロックしました」


タスクバー右下の通知領域(ベルマーク)にメッセージが表示され、 クリックすると「Windows セキュリティ」画面が開きます。


その中で:
・検出された脅威の名前(例:Trojan:Win32/…)
・検出日時
・対応状況(ブロック・削除・隔離)
 が一覧で確認できます。


検知された時にすべき対応

1.通知をクリックして内容を確認  
Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)が既にブロックしている場合は「処理済み」と表示されます。


2.“隔離”や“削除”を選択  
感染ファイルが残っている場合は削除または隔離を実行しましょう。


3.スキャンを実行  
フルスキャンを行い、他に感染がないかチェックします。  
(「クイックスキャン」→「フルスキャン」の順がおすすめ)


4.更新を確認  
ウイルス定義ファイル(脅威データベース)を最新にしておきましょう。


5.不審なメールやサイトを再確認  
検出の多くはメール添付ファイルや不正サイトが原因です。  
心当たりのあるメールを削除、URLをブロックするなど対策を。


「よくあるお悩み」とその対策

よくあるお悩み対策
Defenderが頻繁に警告を出す実際に悪意のあるファイルか、誤検知かを確認。定義ファイルを最新に保つ。
他のセキュリティソフトと
併用したい
重複機能による誤作動に注意。基本的に1つに絞るのが安全。
「ウイルスは削除しました」が出る削除済みなので問題なし。必要に応じて履歴から確認可。
ランサムウェアが心配OneDrive(ワンドライブ)と連携すれば、攻撃前の状態へ自動復元が可能。



Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)が検知するウイルスの種類(例)


トロイの木馬(Trojan):善良なファイルを装って情報を盗む

 
ワーム(Worm):ネットワーク上で自動拡散するプログラム

 
スパイウェア(Spyware):個人情報や操作履歴をこっそり収集

 
ランサムウェア(Ransomware):データを暗号化して金銭を要求

 
Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)は、これらの脅威をリアルタイムで監視し、 感染する前に自動的にブロックしてくれます。

<まとめ>

ポイント内容
Microsoft Defender
(マイクロソフトディフェンダー)
Microsoft純正のウイルス対策ソフト。
標準で搭載。
ウイルスと脅威の検知不審なファイルや挙動を自動で監視・通知する機能。
検知時の対応通知を確認 → 隔離または削除 → スキャンで再確認。
比喩で理解パソコンの中の「防犯カメラと警備員」が常時パトロール中。


まとめの一言: Microsoft Defender(マイクロソフトディフェンダー)は、あなたのPCに常駐する“頼れる警備員”。

「ウイルスと脅威の検知」は、その警備員が「怪しい人物を見つけた!」と 教えてくれるアラートです。

通知が出たら慌てず、内容を確認して削除・隔離すれば、あなたのパソコンは安全です。

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