SPLAMILU BLOG ソラミルブログ

2026年9月16日
特許取得のお知らせ:機器と機器のあいだの通信量を見える化

このたびSOLAMILU株式会社は、ネットワーク図の上で機器と機器のあいだの通信量(トラフィック)を可視化する技術について、特許を取得しました。

特許番号
特許第7919795号
発明の名称
ネットワーク図の表示方法、ネットワーク図の表示システム、及びプログラム
登録日
令和8年9月4日(2026年9月4日)
特許権者
SOLAMILU株式会社

「どの機器があるか」から「どこにどれだけ流れているか」へ

ネットワーク図は、これまでどの機器がどこにつながっているかを示すものでした。今回の特許は、そこに通信の量を重ねて表示するものです。機器と機器を結ぶ線が、流れている通信量に応じて見え方を変えます。混んでいる経路、ほとんど使われていない経路、いつもと様子が違う経路が、図を見ただけで分かるようになります。

ノードの見える化と、リンクの見える化 従来のネットワーク図は機器のつながりだけを示す。今回の特許では、同じ図の上で機器間の通信量に応じて経路の線の表示が段階的に変わる。 これまで:機器のつながり ルーター PC PC サーバー 今回の特許:通信量まで見える ルーター PC PC サーバー 少ない ふつう 多い
図:機器(ノード)のつながりに、経路(リンク)の通信量を重ねて表示する。

機器の設定を変えずに測る

ネットワークの通信量を測る方法としては、ネットワーク機器に問い合わせて情報を集める SNMP という仕組みが古くから使われてきました。ただ、この方法には次のような難しさがあります。

  • 機器ごとにSNMPを有効にするなど、設定変更が必要になる
  • 管理する側から定期的に問い合わせるため、ネットワークに負荷がかかる
  • 無線やVPNなど、問い合わせでは捉えられない通信がある
  • 問い合わせの通信が、セキュリティソフトから誤検知を受けやすい

今回の特許では、機器に入れたソフトウェアが自分自身の通信を見て、通信した相手と、その相手とのあいだのやり取りの量を定期的に測ります。外から問い合わせに行かないため、上のような制約を受けにくいのが特長です。相手側の機器にソフトウェアが入っていない場合でも測れること、測定そのものを軽くするための計算方法なども、あわせて特許の対象になっています。

「ノードの見える化」に続く技術として

当社はこれまでにも、ネットワーク機器(ノード)そのものを図にし、責任範囲の境目(責任分界点)を明示する技術について特許を取得しています(特許第7572023号)。今回の特許は、その機器と機器を結ぶ経路(リンク)を見えるようにするものです。「何があるか」に「どこにどれだけ流れているか」が加わることで、ネットワークの状態をより実態に近い形でつかめるようになります。

今後も、中小企業の情報システム担当の方が、専門知識がなくても自社のネットワークの状態を把握できる仕組みづくりに取り組んでまいります。

関連するブログ記事

資産管理ネットワークの「通信量」まで見えると何が分かるか 資産管理社内ネットワーク図、いつ作りましたか?

※特許公報の内容は、特許庁の特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)で「特許第7919795号」を検索するとご覧いただけます。

CONTACT US お気軽にお問合せください お問い合わせ・ご相談はこちら

お問い合わせ・ご相談はこちら
お気軽にお問合せください
電話でのお問合せはこちら

【受付時間】 月〜金 10:00〜17:00
( 土・日・祝日・弊社休業日を除く )

SOLAMILUをもっと知りたい方はこちら
top top