SPLAMILU BLOG ソラミルブログ

2026年7月2日
EDRとEPP(従来のアンチウイルス)、何が違うのか

「アンチウイルスは入れているけど、EDRって必要?」「EPPとEDR、何が違うの?」——よく聞かれる疑問です。先に結論を言うと、両者は”対決”ではなく“役割分担”。この記事では、EPP(従来のアンチウイルス)とEDRの違いを、中小企業向けにやさしく整理します。

EPPとEDR、それぞれの役割

EPP(Endpoint Protection Platform)は、いわゆる従来の「アンチウイルス」です。既知のウイルスや不正なプログラムを、入口で「防ぐ」のが役割です。

一方のEDR(Endpoint Detection and Response)は、防ぎきれずに侵入してしまった脅威を、「見つけて・対処する」のが役割です。侵入後の不審な動きを監視し、記録し、封じ込めます。

何が違うのか ──「防ぐ」と「見つけて対処する」

両者の役割の違いを、並べて見てみましょう。

EPP と EDR、役割の違い EPP 従来のアンチウイルス EDR 検知・対応 侵入を「防ぐ」(入口でブロック) すり抜けた脅威に「気づく」 侵入後の動きを記録・追跡する 被害を封じ込め、対処する 未知・巧妙な攻撃にも対応しやすい EPP=「防ぐ」。EDR=「防ぎきれなかった後に、見つけて対処する」。

EPPは、いわば門番です。既知の脅威はしっかりブロックしますが、すり抜けてきた未知の脅威には気づけません。EDRは、いわば監視カメラと対応係。侵入された後の不審な動きを検知し、被害が広がる前に手を打ちます。

なぜ今、EDRが必要とされるのか

攻撃はどんどん巧妙になり、未知の手口も増えています。残念ながら、侵入を100%防ぐことは、もう不可能です。だからこそ「入られない」だけでなく「入られた後にどうするか」まで備える必要があり、その役割を担うのがEDRです。

EDRそのものについては、「EDRとは?『アンチウイルスだけでは足りない』を中小企業向けに解説」でくわしく取り上げています。

どちらかではなく「両方」──多層防御の考え方

ここまで読むと「じゃあEPPは不要?」と思うかもしれませんが、そうではありません。EPPとEDRは、組み合わせて使うものです。EPPで防ぎ、防ぎきれなかった分をEDRで見つけて対処する。この「守りを何層にも重ねる」考え方を、多層防御と呼びます。

「社内だからと信用しすぎない」というゼロトラストの発想とも相性がよく、あわせて考えると効果的です(「ゼロトラストセキュリティ、中小企業にも必要か」)。

中小企業がまず考えるべきこと ──「守る対象」を把握する

EPPもEDRも、守る対象はエンドポイント(PC・スマホなどの端末)です。つまり、自社にどんな端末が・何台あるかを把握できていなければ、そもそも守りようがありません。導入を考える前に、まず自社の端末を「見える化」することが出発点になります。

EDRやEPPを検討する第一歩は、守る対象である自社のIT環境を「見える化」して、どこに何があるかを把握することです。

SOLAMILUは、その一歩を支える仕組みです。

参考リンク(公式情報)

※リンク先は外部の公式サイトです(別タブで開きます)。内容は更新されることがあるため、最新情報は各公式ページでご確認ください。

あわせて読みたい

EDR・MDMEDRとは?「アンチウイルスだけでは足りない」を中小企業向けに解説 EDR・MDMゼロトラストセキュリティ、中小企業にも必要か

EDR導入の前に、まずは「見える化」から

守る対象である自社の端末が、どこに何台あるか。SOLAMILUなら、その把握(IT資産の見える化)を無料で始められます。

無料でダウンロードする

この記事を書いた人

SOLAMILU編集部
名古屋発のITベンチャーとして、中小企業のネットワーク管理・セキュリティ・IT資産管理をやさしく解説しています。専門知識がなくても「自社のITの状態がわかる」状態づくりを応援します。

CONTACT US お気軽にお問合せください お問い合わせ・ご相談はこちら

お問い合わせ・ご相談はこちら
お気軽にお問合せください
電話でのお問合せはこちら

【受付時間】 月〜金 10:00〜17:00
( 土・日・祝日・弊社休業日を除く )

SOLAMILUをもっと知りたい方はこちら
top top