SPLAMILU BLOG ソラミルブログ

2025年5月30日
ゼロトラストと知覚セキュリティ比較

まずはざっくり定義!

セキュリティの種類ざっくり一言で表現します。


ゼロトラストセキュリティ「誰も信用するな。すべてを確認せよ」

知覚セキュリティ「見ればわかる。“気づける”がすべて」

それぞれの特徴

【ゼロトラスト】

アクセスする人、端末、場所すべてに疑いの目を向ける

一度ログインしたからって信じない。常にチェック。

大企業向け。軍隊的。ルール重視。

AIでユーザーの行動を監視し、危なそうならアクセス制限。

実装にはお金と知識がかかる。IT部門が泣く。

👨‍💼 例えるなら: 「うちの店には、防犯カメラ100台と顔認証ゲートがあるんで。」

【知覚セキュリティ】

“気づける仕組み”をユーザーの目と感覚で作る。

ネットワークや機器の状態を色や形で表示する。

ITに詳しくない人でも「なんか変」と直感で察知できる。

人間の“感覚”をセキュリティに取り入れた設計思想。

教育機関や中小企業でも導入しやすい。

👩‍🏫 例えるなら: 「この電球が赤くなってたら、危険ってことだよね。」

まとめ

ゼロトラストは、**「人を信用しないけど守る」**設計。

知覚セキュリティは、**「人が気づけるようにして守る」**設計。

つまり、前者はAIガードマンで、後者は気の利いた道案内板みたいなものです。
どっちも必要だけど、目的がちがうということですね。